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2014-10-20

DIARY | KEIKO KITAGAWA OFFICIAL WEBSITE













2014/10/20 (Mon)


日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。



私事ではございますが、今月4日にデビュー11周年を迎えました。

10周年の時にここでご報告させて頂いてから、光陰矢のごとし、あっという間に一年が経ちました。

こうしてまた一年、お仕事を続けてこられたのは、いつも応援して下さっている皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。







12年目に入りました私の最初のお仕事は、映画『愛を積む人』の秋篇の撮影でした。

先日は撮影のために再び美瑛に行ってまいりましたが、6月に訪れた時とは様変わりしていて

山のほうはうっすらと雪化粧を始めていました。

澄んだ空気と美しい景色を感じ、心が洗われるようでした。



そして、やっと情報が解禁になりましたが、映画『の・ようなもの のようなもの』に出演させて頂くことになりました。

私の尊敬する森田芳光監督のデビュー作であります『の・ようなもの』のその後を描いたもので、

松山ケンイチさん演じる出船亭志ん田を主人公に描く、落語をテーマとした青春、人間ドラマです。

『の・ようなもの』から森田作品の助監督・監督補を務めた杉山泰一監督がメガホンを執られ、

『の・ようなもの』に出演されている伊藤克信さん、尾藤イサオさん、でんでんさんが同じ役柄で登場されます。



映画『間宮兄弟』のオーディションで森田監督に夕美役に選んで頂いて以来、

私が一方的に恩師と仰いできた森田監督の作品のオマージュに出演させて頂けるということで

お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。

忘れもしない10年前、間宮兄弟の夕美役を頂いた際に、森田監督は私に『の・ようなもの』のビデオを手渡し、

「ぼくの撮りたい世界がここに全部入っているんです。これを観てくれたら、ぼくがどういう監督かわかると思います。

これを観て、感じたままに夕美を演ってください」こうおっしゃいました。

恥ずかしながら森田監督の作品を見たことのなかった私は、『の・ようなもの』で森田作品のファンになり、

監督の撮りたい映画がどのようなものなのかを知りました。

初めて見た森田作品が『の・ようなもの』で良かったと思っています。

『間宮兄弟』がスクリーンデビューとなった私は、何かヒントが得られないかと

何度も何度も『の・ようなもの』を見ては現場に向かいました。

そんな思い出深い作品の続編に、森田組のスタッフの皆様と、信頼する松山さんの相手役で出演させて頂けて本当に光栄でした。



今回の『の・ようなもの のようなもの』の私の役どころは、『間宮兄弟』の夕美からイメージして杉山監督が作られた役で、

夕美が大人になったような設定になっています。

撮影にあたって、『の・ようなもの』と『間宮兄弟』を改めて見て、やはり森田監督は素敵な方だったなぁと思いました。

監督が亡くなって以来、しばらく力が入りませんでしたが、今回の現場で何度も監督の懐かしい気配を感じました。

もしかして傍にいらっしゃるのかなぁと思うほど、温かい現場でした。

ひょっこり監督が姿を現すのではないかと期待してしまうほど、森田組の皆様は全く変わっていませんでした。

少しは成長したところを見せなければ、とついつい力みそうになるのを抑えつつ、

最初から最後まで楽しんでのびのびと撮影をできました。完成が楽しみです。

11周年を迎える時期に、このような作品に出会えたことに感謝します。



プライベートなお話をさせていただきますと、先日、長年お世話になっている美容師のすーさんの結婚式のために

ヘアメイクの青山さんと共に弾丸でハワイに行ってきました。







すーさんは以前私が出演させて頂いた「A-Studio」にも協力してくれた美容師さんで、10代のころからのお付き合いなので、結婚は感慨深いものでした。

出国前にチェックした天気予報では天気が怪しかったのですが、見事にすーさんの滞在期間中だけ晴れてくれました。

ハワイの青空と海の下、心優しくて、芯が強く、明るいすーさんらしい素敵な式でした。







弾丸とは言いつつも一日フリーの日があったので、大変遅ればせながら本場で”アサイーボウル”デビューしました。







美味しくて感動したので、セーラー戦士のグループチャットに「アサイーボウルデビューしました!」と入れ、

「アサイーボウルのフルーツの下にある、紫色のは何なん??謎!めっちゃ美味しかったぁー!」と続けたところ

こまっちゃんに「けいちゃん!それがアサイーだよ!(笑)」と華麗なツッコミ頂きました。

そうですか…あれがアサイーの部分なんですか。ですよね、じゃないとただのバナナやイチゴのボウルになっちゃいますもんね。

ともあれ、無事アサイーボウルデビューして時代に追いつき、女子力を上げました!



そしてツッコまれたのが戦士でホント良かったです!

ドラマの前室なんかでこの発言した日には「北川さんアサイー知らないよ、どうする?言ってあげるべき?そっとしておくべき?」

と、その場の皆さんを動揺させるところでした。(笑)



そんな大切な仲間たちが集う、戦士会が先日ありました。今回は里香のお誕生日会です。







可愛い可愛い里香も26歳。信じられない…。











でもやっぱり写真を見ると永遠の妹ですね。

可愛くて子猫みたいな里香が皆大好きです。



そして昨日はハロウィンパーティをしました。

こまっちゃんだけ都合がつかなくて4人でしたが…。

ほんとに仲良い私たち。







謎の仮装。

みんなの仮装も可愛かったから載せたい!







しかし今回もまぁ、よく食べ、話しました。

結構会っているし毎日のように連絡も取っているのに、よくこんなに話すことがあるなぁと思うくらいです。

月末は沢井さんのお誕生日会なのでまた全員揃うので楽しみです。

もはや誕生日に託けて集まっているだけですね。(笑)







今月は綾子さんとも会いました。

会いすぎやろ!というツッコミが聞こえてきそうですが…今回は六本木ヒルズの映画館で映画デートです。

スカーレット・ヨハンソンの『ルーシー』を見ました。

主人公ルーシは、体内に埋め込まれた特殊な薬が漏れたことで脳機能が驚異的に覚醒し、発達が止まらなくなり、人間離れした能力を発揮し始める。

通常10%しか使われていないと言われている人間の脳が100%覚醒したらどうなるのか…?

脳機能が超人的に発達していくなかで巻き起こる、様々なスリリングな事件に息を飲む映画でした。

映像やCGが鮮やかで美しく、アクションも小気味が良いので、スクリーンに目を奪われているうちにあっという間に見終わりました。

一つのアトラクションに乗ったあとのような爽快感のある作品でした。

たまにはSFアクションもいいなぁ、ということと

私の脳はそこまで発達しなくてもいいな、知らなくてもいい事ってあるな、というのが一番の感想でした。(笑)



飛行機で見たドイツ系ユダヤ人の哲学者であり政治理論家であったハンナ・アーレントを描いた伝記ドラマ映画

『ハンナ・アーレント』や、DVDで見たベルナルド・ベルトルッチ監督の『孤独な天使たち』もとても良かったです。

『孤独な天使たち』の挿入歌のDavid Bowie様が歌う「space oddity」のイタリア語バージョン、

「ロンリー・ボーイ、ロンリー・ガール」が本当に素晴らしくてその曲が流れるシーンは何度も繰り返し見ました。

映画の内容に合わせた歌詞になっているのか、英語の原曲と歌詞が変わっていて、

それもまたDavid Bowieファンとしては贅沢でした。(書きながらまたあのシーンが見たくなってきました。)

映画に感化された私は最近また家でDavid Bowieを聞いています。

スペース・オディティ、世界を売った男、ジギー・スターダスト、アラジンセイン…70年代のDavid Bowieって、

音楽はもちろん、ビジュアルも本当にかっこよすぎて胸が苦しいです。

やっぱりDavid Bowieは神だと再認識した映画でした。David Bowieファンの方は『孤独な天使たち』、ぜひご覧ください。



最後にKeiko’s キッチンやります。

秋ということで、秋刀魚を甘辛く煮たもの。







栗ごはん







栗を剥くの大変でした…。



そして蛤と三つ葉のお吸い物。







これはみをつくしの時に辻調グループの先生に教わった出汁の取り方で作りました。



他にもラザニアとか肉じゃがとか色々作ったのに写真が見つからなくて心折れたので、

また作ったら載せたいと思います。










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October 20, 2014 at 10:31AM



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