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2012-08-02

澪(18)

その前に、今日は撮休若しくは、午後休やったらしく
念願の宝塚大劇場で花組観劇。
で、蘭とむさんに思っきり釣られて泣いたらしい@@
 詳細はここで
一体どんな釣り???



さて、本題。

「丸顔に、鈴を張ったような双眸(両目)。
ちょいと上を向いた小さな丸い鼻。
下がり気味の両の眉。
どちらかと言えば緊迫感のない顔で、
ともに暮らす芳からも「叱り甲斐のない子」と言われている。」

この世界・・・のすずさんにちょっと似た感じかな?



『みをつくし料理帖シリーズ』とは、一八〇二年(江戸時代中期)の時に
わずか八歳で大洪水による災害で両親を失った孤児の少女・澪ちゃんが
縁あって大阪の名店「天満一兆庵」に引き取られた事をきっかけに、
天賦の料理の才を徐々に開花させつつ人としても料理人としても成長していく
人情風味の時代料理小説です。

主人公である澪ちゃんは小さい頃に

「雲外蒼天(並大抵ではない辛酸や苦労が相次ぐ人生ではあるが、
それに耐え切った時誰にも拝めないような美しい空を見上げる事が出来る)」

の相が出ていると易者から指摘された事がある程の苦労性で、
十八歳の現在も第二の家というべき「天満一兆庵」の崩壊、
次期跡取りの失踪、面倒を見てくれた旦那さんの死去、
母親同然なおかみさんとの寄る辺なき江戸での仮住まい生活
と相当な辛苦を味わってきています。

しかし、それでも澪ちゃんは持ち前の真っ直ぐな心根と前向きでおっとりした性格とで
頼りなくも何度も立ち上がって乗り越えている為、見ていると心が洗われて
段々温まっていくような気持ちにさせられます。

決して気が強い訳ではなく、むしろ気弱な方の澪ちゃんなんですが、
その分心の奥底に眠る半ば狂気的な料理への情熱はすごく、
時折「こんなごく普通の優しい少女のどこに、そんな熱意と根性が…」
と目を見張る事もしばしばです




舞台となるのは「つる家」という蕎麦屋。
神田明神下にある。神田明神下というと御徒町のすぐそばだ。
つる家の主は種市。種市は澪に肩入れをしている。
それは、種市が澪に娘・つるの面影を見つけたからだった。


他の重要な登場人物は二人。
医者の永田源斉と種市が小松原と呼んでいる常連客だ。
小松原は澪より、ちょうどひと廻り上だ。
その小松原が澪にこういう。

「干支は卯だろ?気をつけな、卯年生まれは銭で苦労する」。

浪人のようでもあるが、味覚は澪が信頼を置くほどの人物である。
だが、謎が多い人物でもある。

因みに、八朔とは八月一日を指す。吉原の遊女たちが白無垢を着ている情景を八朔の雪というのだそうだ。


【主要人物】
澪 ←主人公

芳...天満一兆案の女将 ←キムタエさん?

(嘉兵衛...天満一兆庵の主人)
佐兵衛

種市...つる家の主

小松原...浪人    ← 松岡さん?

永田源斉


あらすじはすみません、ここ読んで下さい。
八朔の雪: みをつくし料理帖1: 高田郁(あらすじ・感想等):時代小説県歴史小説村


八朔ちゃうかったらどうしよ><

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